殿様波止で殿様釣り

先日ジイが釣りに連れて行ってくれるという約束が雨で中止になったせいか、息子が急に「釣りに行きたい」と申し出。天気も大丈夫そうなんで、ほんじゃ男組で出かけましょうか。
ジイのホームグラウンド『地島』へGO!

大きな地図で見る
鐘崎港から渡船「ニューじのしま」に乗って、泊（とまり）港付近にある「殿様波止」で戦闘開始。日曜日ということも有って、釣り場は子供連れファミリーや釣デート、サンディ釣士、おまけに常連でごった返し。
ターゲットは息子に釣らせる「アジコ※1」。　大人は成長したアジやその他刺身サイズ。

最初はアチキも手取り竿取り、網かごに餌を入れ、投げて、釣上げて、アジコをはずしクーラーに入れの繰り返しで息子に殿様釣りを楽しませていたが、なんせ回数が多くやになっちまった。
しばらくして「自分で釣れ！」と放置していたら、むちゃくちゃながらも結構自分でやっている。できるじゃん。
そんじゃとアチキは隣で釣りを楽しんでいたが、ジイは相変わらず殿様釣りさせている。
見かねて「お父さん、そんなに釣っても食べないですから勝手にやらせていいですよ。お父さんも釣りを楽しんでください・・・」と言っても聞いてないし（＾＾；　アジコも増える一方・・・。どうすんの？そのアジコ。
結局クーラー一杯のアジコを持ち帰る羽目になりますた。大人の釣果はジイのバリ一匹だけであとは雑魚。
さて帰りの時間だ。地島バイバイ。

帰宅して「こんなに一杯どうすんの！アタシは知りませんからね！」とジイはバアに怒られていました。　アチキは半分のアジコを持ち帰り、自宅で生魚は嫌だとのたまうカミサンに変わり、適当にサバいて、から揚げだかフライだかなんだか分からない料理にして夕飯のおかずにしましたとさ。
※1　アジコ
鯵の子。15cm以下くらいか？　この時期海面に餌を撒くと、網で掬えそうなくらい嫌になるほど寄ってくる。