古いパソコンにUSBブートでWin7がインストールできるか実験
ブートUSBが作成できてるか試験
インストールUSBメモリが正常に作れたかどうかを最近のノートパソコンで試してみた。職場のLenovo G570。
USBメモリーを挿してBIOSを起動してみると、既にブートデバイスの候補にIOデータのUSBが列記されていた。特にUSBブートの項目を設定したわけではないのに。この位の時期にはもう想定されていたんやね。購入時期は2012年1月以前。
そういうことなら特にBIOSの設定を変更しなくてもいいので、変更せずにパソコンを再起動。このノートパソコンはF12キーを押しながら電源を入れたり再起動するとBootデバイス選択メニューが出てくる。パソコンの種類によっては押すキーが違ってくる。Bootデバイス選択メニューが出てこないパソコンも有る。
ブートデバイス選択メニューから先ほど作成したIOデータのUSBを選ぶと…
おお!出た出た!月が! 三池炭鉱の上に出た!…違う
Windows7のインストール画面が表示されているのでUSBブートは成功。とりあえずブート出来るかの実験なのでインストールは中止した。
本当は最後までインストールしてみないと駄目なんだが、これは既に使用しているWindows7なので使えない。既にインストールされてるのでライセンス違反になっちゃう。途中までやってみるか?とも思ったが仕事用の他人のパソコンなのでやめた。
古いPentium機はどうよ?
さて、これからが最大の山場。果たして古いPentium機でUSBブートでいるのであろうか? 続きは50秒後…
…はい、50秒経ちました。
今度は古い方のパソコンで実験。ちなみに、このパソコンのBIOSメニューはDELキーを押しながら電源ボタンを押したり再起動すると出てくる。アチキがよく見るタイプですな。メーカー製品などは押すキーが違ってくるかもしれないのでマニュアルなどで確認してみて。
念のため、他のUSB機器は外しておいた。キーボードはPS/2コネクタなので付けたまま。
ブートUSBをパソコンに挿してBIOSを起動。このパソコンでのブート順番はAdvanced BIOS Featuresの中にある。
ちなみにF12キーでのBootデバイス選択メニューは出てこなかった。
First Boot deviceがCDROMに設定されているので、ここをIOデータのUSBに…出てないな。嫌な予感。
それじゃFirst Boot deviceをUSB-FDDにして、他のBoot deviceを全てDisableにし、Boot Other DeviceをEnableにして実験。
最初のBIOSメニューに戻ってAdvanced Chipset Featuresの中のUSB ControllerがEnabledになってるのかも確認。
他にもUSBブートに関係ありそうなものを探してみたが、これくらいかな? とにかくいろいろ設定を変えては再起動してやってみた。
よし、BIOSの設定はこれでいいだろう。ブートUSBを挿してるの確認して再起動!
…シ~ン
いつものWindows7とXpの選択メニューしか出てきません。
他にもFirst Boot deviceをUSB-ZIPにしたり、いろいろやってみたんだが出来なかった。
ひょっとしたら他の方法が有るかもしれないが、アチキの知識ではこの辺が限界。あきらめた。
思うにブートUSBを挿して、BIOSメニューにデバイスとして認識されてないと無理なのかなと思った。BIOSメニューに列記されているハードディスクやCD-ROMと同じように。
最初にStandard CMOS Features項目の中にある、認識されているデバイスを見てみるのもイイかもね。出てきてたら可能性は高いだろうし、出てこなかったら可能性は低いんじゃないかしら。アチキの周りにある数台のパソコンでしか試してないけど。
※追記:次のページでは私の使用しているパソコンでやってみました。
オリジナル本体は2007年12月に購入したVistaプリインストール機。