ダメ元覚悟のPLC
昨年暮れに少し興味が湧いたコンセントLAN(PLC)。 NETで調べてみると”遅い”とか”L1相とL2相間の通信はできない”とか”テーブルタップは使わないで”とか”他の電化製品が影響を与える”とか、ヤル気を失いそうな記事が多い。
でもねー、もしうまく行けばLAN接続がホント簡単なんだよね。 無線LANも現在使用中だけど…よっしゃ、ダメ元でイイや。自宅用REGZA 22B3用に買っちゃえ!とにかくPLCってヤツを使ってみたい!!
ってことで、「マスターアダプター&ターミナルアダプターセット PLC-HP240EA-S」 I-O DATA製を直販で購入。接続できなかったらペイバックっていう返金システムもあるし。
最初はPanasonicの「BL-PA510KT」にしようと思ったが、発売時期が2008年10月と、なんだか古い。そんじゃと「世界初!第3世代HD-PLCアダプター」の言葉に釣られ2012年8月発売の「PLC-HP240EA-S」に決めた。
帰宅して取り付けてみるとあら簡単。謳い文句通りにアレコレ設定することは無い。コンセントに差し込んでLANケーブルをつなぐだけ。注意書きの通り電源コンセントに直挿し。写真はマスター側。
マスター側は既設無線LANルータ(Aterm WR4100N)に接続。ちなみにウチは光インターネット+光TV+光電話。
ターミナル側は2~3m離れた同室のREGZA 22B3に接続。写真オレンジの点灯は、LANケーブルをまだREGZAに差し込んでいないため。
LANケーブルをREGZAにつないでターミナルアダプタのSET UPボタンの長押しで速度を計測すると、最高・最低とも3個が点灯して30Mbps以上(説明書による)。 ほんとだろうな?
REGZA本体からLAN設定の接続テストでも認識。データ放送を受信すると「お客様のログはナンタラ…」お知らせも出てるので、多分つながってるんだろう。いい加減な確認法やな(;´∀`) 将来DLNA(DTCP-IP?)対応HDDをLANに接続して録画をムーブしてみたい。
REGZAへの接続は成功したので、次のテストは2階のノートPC。やってみたかった本命テストはこちら。ブレーカー越えになって接続できないのかなぁ…と、不安だったがブレーカーを見ると居間と2階が同じスイッチになってた!(写真右側下の1つ)。 これは希望があるぞ。
REGZAから取り外して2階PCラック横の電源コンセントに直挿し。ノートPCのUbuntuを起動。
難なく接続成功。Windows XPの無線は問題なくつながっていたが、Ubuntuでは子機:WL54SCでの無線接続が殆どできなかったんですよ。だもんでUbuntuはず~っと使っていなかったんス。
Ubuntuのアップデートを確認すると424個・401.2MBの容量だったが、ダウンロード時間はそれほど掛からなかった気がする。数分? 通信中はPLCアダプターのランプが点滅するので分かる。時計で測ってないけど。
ターミナルアダプタのSET UPボタンの長押しで速度を計測すると、最高3個30Mbps以上、最低2個10~30Mbpsが点灯した。 ほんとだろうな?
本当はスループットをちゃんと計測したほうがいいんだろうけど、我が家で使う分は問題無いんじゃネ?アチキの体感による。
心配したPLCだけど、これくらい使えるならもっと欲しいゾ! 1階居間のHDD内蔵光TVチューナー(STB)やDLNA対応HDD用に。増設も簡単らしいし。
おしまい。
追記:サポートに電話して、2個増設する場合「PLC-HP240EA-S(セット品)でいいか?」と聞いてみた→「モード切替スイッチで使えるようになるからO.K」 だった。
しかし、サポートの人は速度低下を気にしてた。PLCアダプターを多く使えば使うほど悪くなるらしい。その速度低下がどのくらいかは分からないらしいけど。 これまた使ってみないと分からないだろね。一応の基準として電力線1本につきアダプター8個以下。1個にしとくかなぁ…悩む。
追記2:PC間などのスループット計測は分かんない。これしか思いつかなかった。ISPの網内スピードテスト。
上り:約30Mbps、下り:26Mbps。Ubuntu12.10?+Firefox。
YouTube視聴。アダプターのランプを見るとダウンロードは問題無いと思うんだけど、PC能力が低いので時々止まってしもた。